拓洋がマスターリース、日本アクセス1棟借り
不動産運用を手掛ける東京証券取引所プライム市場上場のいちごは10月28日、自社で開発を手掛けた物流施設「いちご久喜物流センター」(埼玉県久喜市)が竣工したと発表した。
地上3階建て、延床面積は1万7609㎡。子会社のいちご地所が施主を務め、埼玉を地盤とする物流企業の拓洋が設計・施工、マスターリースを担った。日本アクセスが1棟借りし、新たな物流センターを運営している。
県道さいたま栗橋線に面し、東北自動車道の久喜ICから約4.6km。圏央道を使えば東日本の広域をカバーできる立地とみている。
いちごが自社で手掛けた物流施設としては4件目で、冷凍・冷蔵機能を持つ案件は今回が初めて。

所在地:埼玉県久喜市西大輪215番4
アクセス:東北自動車道「久喜IC」約4.6km、JR宇都宮線「東鷲宮駅」約1.0km
敷地面積:17,863.58㎡(5,403.73坪)
延床面積:17,609.76㎡(5,326.95坪)
構造:鉄骨造 地上3階
施主:いちご地所株式会社
設計・施工:株式会社拓洋
着工:2024年3月
竣工:2025年9月
(藤原秀行)※いちご提供







