九州電力、豪州の物流施設対象ファンドに出資

九州電力、豪州の物流施設対象ファンドに出資

シドニーなど都市圏に42物件保有

九州電力は3月31日、オーストラリアの主要都市圏に所在する物流施設でポートフォリオを構成している物流ファンド「Australian Prime Property Fund Industrial」(オーストラリアン・プライム・プロパティ・ファンド・インダストリアル)に参画すると発表した。

豪州は、今後も安定した人口増加と経済成長が見込まれることから、物流ニーズが高まっていくと予想されている。



ファンドは1996年に組成。シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレードの各都市圏の需要の高いエリアに物件を保有し、賃料収入を得ながら、一部は再開発やリニューアルを行うことで資産価値向上を図っている。保有物件は今年3月時点で42に上る。

豪州不動産大手Lendlease(レンドリース)子会社のLendlease Investment Management(レンドリース・インベストメント・マネジメント)がファンドのマネージャーを務めている。ファンドはLendleaseのMission Zero方針の下、温室効果ガス排出の絶対量を削減し、オフセット(排出権購入などによる相殺)に依存しない形で2040年までに排出ゼロを目指している。

九電はファンドに投資し、海外でも脱炭素社会の実現に貢献していくことを目指す。


ファンドがポートフォリオに組み入れている豪州メルボルン都市圏の物流施設3件(レンドリース提供、プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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