【現地取材】プロロジス、茨城・つくばで15.7万㎡のZOZO専用物流施設が竣工

【現地取材】プロロジス、茨城・つくばで15.7万㎡のZOZO専用物流施設が竣工

市内4棟目、初めてスタートアップ向け研究用施設を導入

プロロジスは2月21日、茨城県つくば市で竣工したZOZO専用の物流施設「プロロジスパークつくば3」をメディアなどに公開した。

地上5階建て、延床面積は15万7367㎡。ワンフロアが約3万1000㎡で、茨城県内でも有数の大規模物流施設となった。

プロロジスはこれまでにも、ZOZO向けのBTS型物流施設をつくば市内で3棟開発しており、新施設が4棟目となる。ZOZOはファッションECを支える基幹配送拠点「ZOZOBASEつくば3」として運営する予定。稼働開始は今年8月、本格稼働は同11月をそれぞれ目指している。


「プロロジスパークつくば3」の外観(プロロジス提供)


端まで200m以上の広いフロア


1階のトラックバース


明るい雰囲気を醸し出すエントランス

圏央道のつくば中央ICから2.0km、常磐自動車道の谷田部ICから約5.8km。基幹高速道路や一般道路を使い、北関東方面など広域をカバーできる立地。プロロジスはつくばエクスプレスの研究学園駅から約1.3kmで、労働力確保にも強みを持つとみている。

プロロジス初の試みとして、学術・研究都市つくばに立地していることを踏まえ、施設の1階の一角にスタートアップの先端技術開発を後押しするインキュベーション施設「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」を導入。実際に倉庫スペースのトラックバースの一部を使って庫内作業効率化の新たな技術を試してみたり、オフィスエリアの個室で業務したりと多彩な活動が可能なスペースにしている。本格的なオープンは4月の予定。

プロロジスは昨年10月、新施設が立地するつくば市とスタートアップ支援推進に関する連携協定を締結しており、インキュベーション施設の設置もその一環。物流施設運営を通じて地域への貢献を目指す。イノベースツクバの運営は起業・創業支援を手掛けるツクリエ(東京都千代田区神田猿楽町)が担う。


インキュベーション施設。庫内のトラックバースの一部を実際に使うことも可能


個室スペースを準備

ZOZOは既に公表している通り、新拠点で積極的に庫内作業の自動化を図る予定。豊田自動織機傘下のオランダ・Vanderlande(ファンダランデ)製の吊り下げ式高速仕分けシステム「Pocket Sorter(ポケットソーター)」を国内で初めて採用、仕分け・出荷工程の省人化と効率化を目指す。


庫内に設置したポケットソーター

(藤原秀行)

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