Shippio、貿易書類自動読み取りで「AIがルール自律学習」の機能追加

Shippio、貿易書類自動読み取りで「AIがルール自律学習」の機能追加

円滑なデータ化可能に

Shippioは4月1日、貿易業務効率化支援システム「Shippio Platform」のAI-OCR(AIを活用した文字読み取り技術)で、修正内容から読み取りルールを自動作成する「読み取りルール自動学習機能」の提供を開始したと発表した。

ユーザーがAI-OCRの読み取り結果を修正するだけで、AIが特有ルールを自律的に学習・作成する。各社でフォーマットが異なる複雑な貿易書類を、工数をかけずに迅速・正確にデータ化することが可能になると見込む。



Shippioは2025年、貿易書類のAI-OCR機能の提供をスタート。主要項目で97%の高精度を実現してきた。

貿易書類には統一のフォーマットが存在せず、Shipper(荷主)によって記載方法・項目が大きく異なることが課題だった。高精度なAIでも、実務上の細かな判断を自動で行い、判断してデータ化するのには限界があった。

今回の「読み取りルール自動学習機能」により、AIが「この書類のときは、こう読み取る」と独自のルールを自動で学習・生成できるようになるという。


新機能の特徴と概要

一度学習したルールは、次回以降同じShipper(荷主)名が発行した書類に自動で適用。使い続けるほどにAIが学習を重ねてユーザーの確認・修正の手間は極小化されると見込む。

「金額は合計ではなく、明細の数値を採用して」といった具体的な要望をAIに直接入力することで、より精緻な読み取りルールを構築することも可能。



「Shippio Platform」でAI-OCR読み取りが可能な仕入書(Invoice) / 梱包明細書 (Packing List)/ 船荷証券(Bill of Lading) / 注文書(Purchase Order) など全ての貿易書類に対応可能。

(藤原秀行)※いずれもShippio提供

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