P&Gや3Mなど利用
米アマゾン・ドット・コムは5月4日、自社の物流網を他の企業向けにも開放、物流サービスを本格的に開始すると発表した。
新たなサービス「アマゾン・サプライチェーン・サービス」として展開。企業の製品や原材料の保管、入出荷、配送を担う。
アマゾンによれば、既にP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)、スリーエム(3M)、米アパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ、米アウトドア用品販売のランズエンドなどが利用を申し込んでいるという。
アマゾンが自社のECサイト出品者向けに展開している物流サービスを他社にも本格的に提供する。
同社のアマゾン・サプライチェーン・サービス担当副社長のピーター・ラーセン氏は「アマゾンのお客さまのために構築してきたコスト効率、信頼性、スピードを他のあらゆる企業にも提供できると確信している」とのコメントを発表した。
アマゾンによると、P&Gは新サービスを活用して原材料を生産施設へ輸送、完成品を流通ネットワーク全体に配送している。3Mも自社の製造拠点から世界中の配送センターへ製品を届けており、ランズエンドは複数の販売チャネル経由の注文に対応しており、アメリカン・イーグルアウト・フィッターズは複数のサイトからのオンライン注文を処理して全国の顧客に直接配送している。
アマゾンは海上、航空、陸上、鉄道貨物輸送を網羅し、8万台以上のトレーラー、2万4千台以上の複合輸送コンテナ、100機以上の航空機を展開している。
アマゾンが企業向けに物流サービスを本格的に展開することで、物流事業者にとっては大きな脅威となりそうだ。
(藤原秀行)












