警視庁、収賄容疑で日本郵便元社員を逮捕

警視庁、収賄容疑で日本郵便元社員を逮捕

業務委託めぐり、120万円相当受け取りか

警視庁は5月20日、普通郵便物をポストから集める「取集業務」を委託する見返りに便宜を図らせたとして、日本郵便株式会社法違反(加重収賄など)の疑いで、日本郵便東京支社の元社員の男性(37)を逮捕した。

元社員は4月3日付で懲戒解雇されていた。



同社などによると、当該の元社員は2024年10月と25年5月、東京支社が郵便物取集業務の委託契約の入札を実施したのに関連し、東京都板橋区に本拠を置く特定の運送会社が契約できるよう不正を働き、その見返りにホテルの宿泊代金など約120万円相当を受け取った疑いが持たれている。

入札に参加した事業者から日本郵便に問い合わせがあり、同社が社内調査を進めた結果、不正を確認した。

関係筋によると、元社員は当時、入札業務を担当。郵便物取集業務で故意に低い予定価格を設定し、入札が成立しないようにした上で、特定の運送会社と随意契約を結んでいた可能性があるという。

警視庁は、この運送会社の経営者ら2人も贈賄容疑で逮捕した。

日本郵便は5月20日、「関係の皆様に多大なるご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。社会的・公共的役割を担い、信用を第一とする弊社としましては、今回の事態を真摯に受け止め、社員指導を徹底してまいります」とのコメントを発表した。

(藤原秀行)

災害/事故/不祥事カテゴリの最新記事