導入ハードル低減と海外展開本格化が奏功
アシストスーツの製造・販売を手掛ける東京理科大学発スタートアップのイノフィスは5月29日、マッスルスーツのシリーズ累計出荷台数4月30日時点で国内外合わせて4万台を突破したと発表した。
マッスルスーツは電力を使わず、空気圧で稼働する人工筋肉の働きで動作を補助する、装着型アシストスーツ。創業当初の2014年、「生きている限り自立した生活を実現する」をミッションに掲げ、身体的負担の軽減を通じて、労働環境改善や人手不足対策に注力してきた。
近年は、従来の外骨格型に加え、衣服のように簡単に装着できるサポータータイプの「マッスルスーツSoftシリーズ」の採用が広がっている。
特に、物流業における荷物の持ち上げ・仕分け作業、建設業における前傾姿勢での作業、林業や農業における屋外作業など、身体的負担が大きい幅広い現場で利用が進んでいるという。
導入ハードルの低減と海外展開の本格化が普及を図る上で奏功したとみている。
※マッスルスーツの海外販売店(2025年5月1日時点で22カ国に展開中)
・アジア諸国/地域:中国、韓国、台湾、香港・マカオ、マレーシア、タイ、シンガポール
・EU諸国:フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、ポーランド、デンマーク、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、チェコ、スロバキア、ルーマニア、スロベニ
・中南米地域:メキシコ

マッスルスーツシリーズのラインアップ(イノフィス提供)
(藤原秀行)











