トラックから移行、CO2排出量32%削減見込む
JR貨物とJR貨物ロジ・ソリューションズ、東京製鐵、廃棄物輸送を手掛けるマルストランスポーテーション(川崎市)の4社は4月24日、CO2排出量削減のため、鉄スクラップの鉄道輸送を5月に開始すると発表した。

新造した無蓋コンテナ
東京製鐵は電炉メーカーとして、鉄スクラップを主原料とした鉄鋼製品の製造を担っている。鉄スクラップの安定調達と効率的な輸送は事業の根幹を成している。
これまで鉄スクラップはトラックによる陸上輸送と海上輸送が主体だったが、輸送時のCO2削減の余地が大きいとみて、鉄道輸送を導入することにした。
東京製鐵が昨年6月に新設した、首都圏で発生する鉄スクラップを効率的に集荷・集約するための中継拠点「東京湾岸サテライトヤード」(千葉県船橋市)から宇都宮工場(宇都宮市)への鉄スクラップ輸送に関し、以前は全量をトラックによる陸上輸送で実施していたが、その一部を鉄道貨物輸送に切り替える。
マルストランスポーテーションとJR貨物ロジ・ソリューションズが、東京湾岸サテライトヤードから宇都宮工場までのトレーラー輸送と、駅までの集荷、駅からの配達部分を担い、JR貨物が東京貨物ターミナル駅(東京都品川区八潮)~宇都宮貨物ターミナル駅間の鉄道輸送を担う。

鉄道輸送の概要
4社は鉄道輸送への切り替えでCO2排出量を約32%減らせると想定している。今後は鉄道輸送を採用するエリアの拡大も視野に入れている。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用











