大規模タウンシップ開発の一環
野村不動産ホールディングスは6月4日、傘下の野村不動産がフィリピンの大手デベロッパーFederal Land(フェデラル・ランド)と設立した合弁会社Federal Land NRE Global(フェデラル・ランド・NRE・グローバル、FNG)が、フィリピンのカビテ州で推進している、全体敷地面積約600haの郊外型大規模タウンシップ開発「カビテプロジェクト」で、日本国外で初の物流施設が竣工したと発表した。
「ユニクロ」を展開しているファーストリテイリングのフィリピン現地法人と連携して整備した。同社が東南アジアで構える物流拠点としては最大規模という。
カビテ州はマニラ首都圏に隣接し、近年は物流・投資拠点として注目度が高まっている。
現地の一般的な物流施設では十分とは言えない空調設備の導入やカフェテリア・休憩室の整備、緑地の配置などにより、働く人の健康や安心・安全に配慮した快適な労働環境を整備している。
太陽光発電の活用や高効率空調設備の導入を通じて環境負荷低減にも取り組むとともに、指紋認証による入退場管理や非常用発電機の設置など、BCP対応と生産性向上の両立を図っている。

FNGはカビテ州イムス市およびジェネラル・トリアス市で進んでいる全体敷地面積約600haの「カビテプロジェクト」 に2022年から参画。
計約230haの土地を取得し、30年超にわたる大型タウンシップ開発を推進してる。タウンシップは“リバーパーク・ノース”、“リバーパーク・サウス”、“リバーパーク・ゲートウェイ”の3エリアから成り、物流施設は“リバーパーク・ノース”に位置する。
リバーパーク・ノースは今回の物流施設以外にも多くのパートナー企業が加わり、住宅・商業・教育・物流等の機能を備えた統合型の街づくりを展開。今後は、住宅開発(宅地分譲・戸建・コンドミニアム)に加え、大型商業施設「SMシティ・ジェネラルトリアス」の誘致(2026年開業予定)、アテネオ・デ・マニラ大学の新キャンパス誘致(2030年開校予定)など、都市機能を担う施設の開発促進に注力している。
<リバーパークマスタープラン>


(藤原秀行)※いずれも野村不動産提供











