大和ハウス、大阪湾岸で冷凍・冷蔵専用のマルチ型物流施設が竣工

大和ハウス、大阪湾岸で冷凍・冷蔵専用のマルチ型物流施設が竣工

8.6万㎡、国内最大規模見込む

大和ハウス工業は7月14日、大阪市住之江区で冷凍・冷蔵専用のマルチテナント型物流施設「DPL大阪南港Ⅰ」(延床面積8万5799㎡、地上5階建て)が7月15日に竣工すると発表した。

冷凍・冷蔵専用のマルチ型物流施設としては国内最大規模という。

大阪市中心部より約10km圏内に位置し、阪神高速4号湾岸線の南港中ICから約1km(車で約2分)、南港南ICから約1.1km(車で約2分)。

近年、冷凍食品やチルド食品の消費拡大を背景に、冷凍・冷蔵倉庫への需要は高まっている一方、建設費や設備更新費の負担が大きく、既存施設の老朽化も進んでいるため、今後の保管能力不足が懸念されている。

そうした事情を踏まえ、需要が見込める大阪湾岸エリアで、「DPL大阪南港Ⅰ」を開発することにした。人手不足への対応や作業負荷の軽減を見据え、自動化設備の導入や高層ラックの設置にも対応可能な施設仕様を採用している。

立地面では、インターチェンジやふ頭、鉄道駅などに近く、広域輸送拠点として優れているとともに、本施設で働く従業員にとっても、高い交通利便性を有している。

コールドチェーン(低温物流)に対応するため、冷凍食品から乳製品、野菜のほか、医薬品なども保管できる冷凍・冷蔵設備を取り入れている。1階の前室・倉庫と2~5階の前室は5~8℃、2~5階の倉庫は-25~0℃の温度管理が可能。

2.交通アクセスに優れた立地

賃貸面積は6万5414㎡で、1フロアを2区画に分割することにより、最小約6300㎡(約2000坪)から賃貸を可能にしている。最大10社のテナント企業が入居できる。

BCP対策として、地下約70mの支持層に到達する杭によって建物を支えるほか、「大阪市水害ハザードマップ」の予想高潮位よりも、床面を高くしたため、台風や高波などによる水害リスクを極小化したと想定。

加えて、2つの受変電設備と非常用発電機を設置しており、災害のほかにも設備の故障やメンテナンス時に備えて停電リスクを低減している。

環境面では、屋根全面に太陽光発電システム(モジュール容量約1456kW、システム容量約1125kW)を設置したほか、LED照明や断熱性に優れた外装材などを採用。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高ランク6つ星を取得済みで、ZEB Ready以上の認証取得も目指しています。


太陽光発電システム

■建物概要

名称

「DPL大阪南港Ⅰ」

所在地

大阪府大阪市住之江区南港東1丁目8番10号

交通

阪神高速4号湾岸線「南港中インターチェンジ」より約1km(車で約2分)

「南港南インターチェンジ」より約1.1km(車で約2分)

Osaka Metro南港ポートタウン線「南港口駅」より約100m

敷地面積

34,372.20㎡(10,397.59坪)(サッカーコート約5面分)

延床面積

85,799.68㎡(25,954.40坪)

賃貸面積

65,414.61㎡(19,832.84坪)(1区画約6,300㎡~ご入居可能)

構造・規模

FSRPC-B構法(※6)、耐震構造・地上5階建て

床荷重・高さ

最大1.5t/㎡、梁下有効高さ:4m~6m

建築主

ディエイチ・ディベロップメントフォー特定目的会社

(大和ハウス工業株式会社100%出資)

設計・施工

株式会社フジタ

着工日

2024年7月16日

竣工日

2026年7月15日

総事業費

約580億円

(藤原秀行)※いずれも大和ハウス工業提供

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