同国第2弾、27年6月中旬完成見込む
大和ハウス工業は8月20日、米大手不動産デベロッパーTrammell Crow(トラメルクロー)と、米テキサス州ヒューストン南西部で、物流施設開発プロジェクト「Blue Ridge Commerce Center PhaseⅡ」(ブルーリッジコマースセンター・フェーズⅡ)に参加すると発表した。
プロジェクトは平屋建てのマルチテナント型物流施設3棟を開発。敷地面積は16万5448㎡、総延床面積は6万3856㎡で、7月10日(米国時間)に着工し、概要が決定した。
米国現地法人のDaiwa House Texas(ダイワハウステキサス)を通じて展開する。2027年6月中旬の完成を見込む。

「Blue Ridge Commerce Center PhaseⅡ」イメージパース(手前3棟)
テキサス州ヒューストンは、米国屈指の物流・製造業の集積地で、高速道路や航空、鉄道に加え、全米有数の貨物取扱量を誇る「ヒューストン港」を擁するなど、交通インフラが充実しているのが特徴。
エネルギーや製造業、商業など多様な産業が集積しているほか、人口増加を背景として物流需要も拡大。ヒューストン都市圏の物流施設の総延床面積は5800万㎡超で、25年には年間126万㎡規模の延床面積の需要があるなど、今後も継続する見込みという。
そうした環境を踏まえ、大和ハウスとトラメルクローは24年8月、ヒューストンで物流施設開発に着手。第1弾の「ブルーリッジコマースセンター」は物流事業者やデータセンター関連の製造業などが入居し、好評を得ているという。
そのため、同施設の隣接地で「ブルーリッジコマースセンター・フェーズⅡ」の開発に踏み切った。
鉄筋コンクリートの外壁パネルを現場で打設し、クレーンで立ち上げるティルトアップ工法を採用することで、工期短縮およびコスト削減を図る。
また、物流オペレーションの効率化と高層ラックの導入による保管容量の最大化を図るため、有効天井高約10mを確保するとともに、両面にトラックバース(2棟)を設置。各棟の事務所には、ガラスのカーテンウォールを採用し、自然光を取り込むことで、快適性とデザイン性の向上を目指す。
環境面では、LEED認証の取得を目指すとともに、一部の建物には太陽光発電システムを設置できる屋根仕様とする予定。

■プロジェクト概要
名称:「Blue Ridge Commerce Center PhaseⅡ(ブルーリッジコマースセンター・フェーズⅡ)」
所在地:テキサス州フォートベンド郡 フォートベンドパークウェイ・マクハードロード・北東部 Northeast corner of Fort Bend Parkway and McHard Road, Fort Bend County, Texas
交通:ヒューストン中心部から約34 km
「バーバーズ・カット・ターミナル」から約58km
「ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル国際空港」から約67km
敷地面積:165,448㎡
総延床面積:63,856㎡(計3棟)
ビルディング6(延床面積16,993㎡ 高さ9.8m)
ビルディング7(延床面積28,225㎡ 高さ11.0m)
ビルディング8(延床面積18,638㎡ 高さ9.8m)
構造・階数:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:Blue Ridge Commerce Center East LLC(出資比率非公表)
設計:Seeberger Architecture
施工:E.E. Reed Construction(本体建屋工事)・Linco Construction Co. (公共工事)
着工:2026年7月10日(米国時間)
竣工:2027年6月中旬 (予定)
入居:2027年7月下旬 (予定)
(藤原秀行)※大和ハウス工業提供









