30カ所目拠点、自動化を促進し出荷能力拡充図る
トラスコ中山は8月24日、ホームセンタールート向けの出荷を主に担っている物流センター「HC東日本物流センター」(新潟県三条市)の稼働を開始したと発表した。
5月18日に稼働した「プラネット愛知」(愛知県北名古屋市)に続く、同社30カ所目の物流センター。
既存のHC東日本物流センターは名称を「プラネット新潟」に変更し、新潟エリアにおける物流サービスの向上に向けて機能を強化する。
旧来、新潟支店と新潟北支店の在庫は、群馬県伊勢崎市の「プラネット北関東」から供給していた。今後は「プラネット新潟」からの供給体制に移行する。
ユーザーにより近い場所で必要な商品を保有し、「最速」「最短」「最良」の納品の実現を図る。

■HC東日本物流センターの役割
| 機能・役割 | ポイント |
| ホームセンター様向け在庫・出荷機能の拡大 | ストアブランド商品の在庫化や店舗様別仕分け納品に対応 |
| 大量仕入れ・ストック・出荷機能の強化 | 新潟港を活用した海外輸入拠点として、海外メーカー商品を集約保管 |
| 大規模の危険物倉庫による、保管体制の強化 | 危険物を安全・安心に保管し、安定供給を支える |
既存の「HC東日本物流センター」は、ホームセンターへの売り上げ拡大に伴い、在庫保管能力や出荷能力が最大値に達しつつあり、より効率的な作業環境を構築するとともに、ホームセンターをはじめ、より多くの顧客のニーズに対応するため、移転に踏み切った。
移転後は、ホームセンタールート向けの納品体制をさらに強化し、ホームセンターからの「ストアブランド商品の在庫化」や「店舗ごとに仕分けて納品してほしい」といった要望に対し、より柔軟かつ効率的に対応できるよう、物流保管能力および出荷体制を拡充する。
また、新センターは、海外メーカー商品のストックの役割も担う。トラスコ中山は現在、タイ、米国、ドイツ、台湾、香港の5つの国と地域に仕入先拠点を設け、海外一流メーカー商品の取り扱い拡充を図っている。
新センターを日本海側の陸揚げ拠点として位置付けるとともに、まとまった数量で輸入する海外仕入れ商品を集約保管し、全国の物流拠点への在庫補充機能を担うことで、海外輸入商品の在庫管理体制のレベルアップにつなげたい考え。
また、危険物倉庫では、塗料や接着剤、オイルなど、消防法上の危険物に該当する商品を安全・適切に保管する。危険物の保管能力を拡充することで、これまで以上に多様な商品の取り扱いを可能にし、危険物商品の取り扱い拡大と安定供給につなげる。
■HC東日本物流センターの概要
| 所 在 地 | 新潟県三条市福島新田丁431番2 |
| アクセス | 上越新幹線 燕三条駅より7㎞(車で15分) |
| 敷地面積 | 7,956坪(26,300㎡) |
| 延床面積 | 14,622坪(48,338㎡)※東京ドーム約1個分 |
| 稼 働 | 2026年8月24日 |
| 建物構造 |
・複合構造(柱RC・梁S構造)、免震構造 ・消雪装置 |
| 階 数 | 倉庫4階、事務所3階 |
| 能 力 |
・在庫可能アイテム数:16万アイテム ・出荷可能金額 :約500億円/年 |
| 投資総額 | 186億円(建物・土地・設備) |


プラネット愛知に次ぐ規模のパレット自動倉庫(最大6648パレット収納可能)

同社として初導入したt-Sort(平面型ソーティングロボットシステム)

安全・安心な保管で安定供給を支える危険物倉庫(最大488パレット収納可能)
(藤原秀行)※いずれもトラスコ中山提供









