首都高会社やエアロセンスなど、ドローンと道路パトロールカーが連携した効率的な災害対応の実証実験

首都高会社やエアロセンスなど、ドローンと道路パトロールカーが連携した効率的な災害対応の実証実験

上空からの点検情報や撮影映像を一元的に取得・管理

首都高速道路株式会社、首都高技術、エアロセンス、KDDIスマートドローンの4社は8月25日、道路点検に関わる複数の点検機器(VTOL=垂直離着陸型固定翼ドローン)や、マルチコプタ型ドローン、ドローンポート、パトロールカー、ウェアラブルカメラなど)を首都高速道路の総合防災情報システムの一部を構成するリアルタイム動画配信システムに接続し、システム利用者が遠隔から各機器の映像情報などをリアルタイムかつ一元的に取得・管理する実証実験を今年3月に行ったと発表した。

実証は東京都内の大橋ジャンクション、千葉県君津市、茨城県守谷市、埼玉県川口市の各拠点で実施した。


リアルタイム動画配信システムによる一元管理

2024年1月にエアロセンス、KDDIスマートドローン、首都高速道路が採択された「国土交通省 中小企業イノベーション創出推進事業」の事業計画名「災害に屈しない国土づくり、広域的・戦略的なインフラマネジメント技術の開発・実証」の一環として、複数機器を駆使して遠隔カメラ映像を道路管理システムと連携させ、一括管理できるかどうかを実証した。

リアルタイム動画配信システムは首都高速道路を巡回するパトロールカーの車載器映像やウェアラブルカメラの映像をリアルタイムに確認できるのが特徴。

2実証では、VTOLによる上空からの広域点検、マルチコプタ型ドローンによる詳細確認、パトロールカーやウェアラブルカメラによる現場対応を複数拠点で同時に確認し、それぞれの位置情報やリアルタイム映像をリアルタイム動画配信システム上に集約した。

道路管理者らが遠隔地から道路状況をリアルタイムに一元把握し、上空と地上の点検機器を連携させることで、道路点検における広域把握から現場対応までを効率的に実施できることを確認したという。4社は引き続き、実用化に取り組む。

(藤原秀行)※いずれも4社提供

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