学費など支給、外部の職に就くことも想定
アマゾンジャパンは8月25日、アマゾンがグローバルで展開してきた人材教育プログラム「Career Choice」(キャリアチョイス)を日本でも始めたと発表した。これまで世界で累計30万人以上が参加したという。
Career Choiceは、学費および対象となる諸費用を支給する教育給付制度で、外部の教育機関と連携し、人材需要の高い職業に就くための教育やトレーニングを受ける機会を提供する。
アマゾンが年間上限額まで学費を前払いし、生涯の支給限度額も設定していない。資格要件を満たしている限り、従業員は毎年学び続けることが可能。
Career Choiceを日本でも提供し、人材への投資をさらに加速させ、従業員が働きながら学び、将来にわたってキャリアの可能性を広げられる環境を整備する。
Career Choiceは2012年にグローバルで展開を開始した。米アマゾン・ドット・コムは25年10月に発表した「Future Ready 2030」で、教育とスキルトレーニングへのアクセスを拡大し、グローバルで少なくとも5000万人が「未来の仕事」に備えられるようにするために25億ドル(約4000億円)規模の追加投資を行う方針を表明していた。
その取り組みの一環として、30年までにCareer Choiceによる従業員教育に10億ドル(約1600億円)を投じることを計画しているという。
プログラムはアマゾンが直接雇用している従業員を対象に設定。日本では、人材需要の高い分野の実践的な8つのキャリアパスに関するプログラムと2つの語学プログラムで構成している。
各プログラムは、従業員のスケジュールに合わせて柔軟に学習できるよう設計。専門キャリアパスプログラムは勤続1年以上の対象従業員が利用可能で、語学プログラムは入社初日から受講することができる。
各学習カリキュラムは、データセンター設備技術者、メカトロニクス技術者、半導体技術者、トラック運転手といった、特にニーズが高い専門分野をカバーしている。公認資格の取得により、アマゾン内に加えて社外でもキャリアを切り拓けるようサポートする
8つのキャリアパス
·データセンター設備技術者
·ITインフラエンジニア
·トラック運転手(中型・大型)
·メカトロニクス技術者
·制御・自動化エンジニア
·電気通信ケーブルおよび配線技術者
·半導体技術者
·医療事務
2つの語学プログラム
·英語
·日本語
(藤原秀行)









