新日本海フェリー、トラック150台積載可能な新造船「はまなす」が就航へ

新日本海フェリー、トラック150台積載可能な新造船「はまなす」が就航へ

小樽発舞鶴行ルートに投入、従来比5%の省エネ可能

新日本海フェリーは8月24日、三菱重工業の下関造船所江浦工場(山口県下関市)で建造していた大型カーフェリー「はまなす」の引き渡しを8月27日に受けると発表した。

従来船「あかしあ」の代替船として、9月1日に小樽発舞鶴行のルートで就航する。積載台数はトラックが約150台、乗用車が約30台。


(新日本海フェリー提供)

「はまなす」は既に就航している大型カーフェリー「けやき」と同様に、船尾付近がアヒルの尻尾のように突き出した「ダックテール」を有するバトックフロー船尾船型(船の後部の形状を工夫することで水の抵抗を減少させた船型)や、垂直船首形状など最新鋭の省エネ船型を採用。

船舶の横揺れを軽減するための装置「アンチローリングタンク」と船舶の横揺れを軽減するための装置「フィンスタビライザ」を組み合わせた省エネ型減揺システムにより、推進抵抗を抑えるなどした結果、従来船と比べ5%の省エネが可能という。

さらに、環境負荷軽減対策として、次世代型太陽電池のペロブスカイト太陽電池を暴露甲板に実証的に設置した。折り曲げやゆがみに強く軽量化が可能な同電池の採用により、船内居住環境の向上にも貢献できると見込む。

「はまなす」主要目
全長:199.0m
総トン数:約14,300トン
主機:8,540kW×4基
航海速力:28.3kt
積載台数:トラック約150台/乗用車約30台
旅客定員:286名

(藤原秀行)

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