日本通運、物流Webアプリ「DCX」でAIと対話可能な新機能開始

日本通運、物流Webアプリ「DCX」でAIと対話可能な新機能開始

蓄積した物流データと外部情報を組み合わせ、 迅速な意思決定を支援

日本通運は8月19日、AI搭載型物流Webアプリ「DCX」(デジタル・コマース・トランスフォーメーション)のデータ分析オプションサービス「Business Insight」(ビジネス・インサイト)で、生成AI(大規模言語モデル、LLM)を活用した新機能「BI LLM Chat」の提供を開始したと発表した。


新機能のイメージ(プレスリリースより引用)

市況や需給動向など外部環境の情報も踏まえた、統合的かつスピーディーな分析の需要が高まっているのを考慮し、「DCX」に蓄積したデータと、インターネット上の多種多様な最新情報を生成AI(LLM)で組み合わせて分析し、高度な意思決定を支援することにした。

「BI LLM Chat」は「DCX」の顧客固有の物流データを、セキュアな環境下でAIが参照・解析し、自然言語での質問に対して迅速に回答を提示する。

「特定地域の最新のマーケット状況を踏まえ、過去の出荷実績を参照しつつ、現在の在庫で納期を維持できるか?」などといった、内部データと外部要因を掛け合わせた複雑な問いに対しても、AIが多角的な視点から示唆を提示し、総合的な意思決定を支援できるとみている。

自然言語による対話形式を採用しているため、専門的なITスキルやデータ集計の知識がなくても、チャット画面に質問を入力するだけで分析結果を得られるのがメリット。

従来は数日を要していたレポート作成や要因分析の工数を大幅に削減し、現場担当者から経営層まで組織全体の迅速なデータの活用を促す。

企業の物流データを扱う本サービスは、外部から隔離したセキュアな環境で構築。データや対話内容が外部のAI学習に利用されることはなく、高いセキュリティ水準を維持しながら、生成AIの利便性を安心して活用できるようにしている。

(藤原秀行)

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