総走行距離を年間で約520万km削減見込む
ファミリーマートは10月6日、商品配送の効率化や品質を保持した消費期限延長による食品ロス削減、CO2排出量削減などによる環境負荷抑制と店舗運営の最適化に向け、同日納品分から中国・四国地方の約1200店舗で、おむすびや弁当などを配送する「定温便」を1日3便体制から2便体制に変更すると発表した。
地域の特性に合わせたチルド弁当や、冷凍弁当の販売を開始し、販売機会ロスの削減による売上増とともに、食品ロス削減にもつなげていく構え。
同社は独自の炊飯技術によってご飯が硬くなりにくい製法を開発し、おむすびなどの消費期限延長を実現。2025年9月の北陸地方、今年6月の東北地方・新潟県における定温便の2便化を導入し、配送時の積載効率改善と走行距離削減によるCO2排出量削減、米飯工場の生産性向上といった効果を得てきた。
そのため、一連の取り組みの対象を広げることにした。今回の拡大により、2便化実施の店舗数は約3200店舗に達する。
ファミリーマートは今後も取り組みの対象地域をさらに拡大させることを検討しており、サプライチェーン全体の効率化を通じてコストを抑制し、価値ある商品づくりと安定した商品供給に貢献することを目指す。
今回の定温便品目はおむすび、寿司、弁当、パン、総菜、デザートなど約800で、総走行距離を年間で約520万km減らすことを想定している。約30%の削減効果になるという。
1日当たりのトラックの運行数は約140運行(35%)削減できると見込む。
(藤原秀行)











