高速SICに隣接
プロロジスは10月16日、福島県郡山市で開発を進めている物流施設の集積拠点「福島郡山LLタウン」で、新たに「プロロジスパーク郡山1」が竣工したと発表した。同拠点で完成した1棟目の施設となった。
ヤマト運輸の専用施設として建設した。同社向け施設としては2018年9月に宮城で完成した「プロロジスパーク仙台泉2」の宮城ターミナル、今年3月に大阪で竣工した「プロロジスパーク豊中」のラストマイル専用拠点に続いて3件目。

東北自動車道の郡山中央SICに隣接。東北自動車道と磐越自動車道が交差する郡山JCTにも近く、首都圏へ約3時間、仙台市へ約1時間、新潟市まで約2時間で到達可能と見込む。
地上2階建て、延床面積は約4万1200㎡。上階へ45ftセミトレーラーが直接アクセス可能なスロープを2カ所に設け、施設の南北両面にトラックバース合計85台分を整備した。
スロープには融雪用のロードヒーターを設け、降雪時にも安全で効率的な物流オペレーションを継続できるよう配慮。BCPの観点から、非常用発電機を設置した。
ヤマトはICに隣接する立地を評価し、同施設を福島県内の物流拠点として利用することを決定。全国各地から県内に向けて送られる荷物の集約・仕分けを行うほか、県内から全国各地への発送拠点および営業倉庫として活用する。
倉庫内には、保冷荷物の仕分けスペースとして、マイナス25℃帯の冷凍庫と7℃帯の冷蔵庫も整備している。
空間デザインのコンセプトに「継承と革新」を掲げ、施設の顔となるエントランスの意匠に、郡山市中田町海老根地区に伝わる「海老根伝統手漉和紙」を採用した。
| 名 称 | プロロジスパーク郡山1 |
| 開 発 地 | 福島県郡山市大槻町中ノ平地内 |
| 敷 地 面 積 | 46,809.91㎡(約14,160坪) |
| 延床面 積 | 41,211.22㎡ (約12,466坪) |
| 構 造 | 地上2階建て、鉄骨造 |
| 着 工 | 2025年3月 |
| 竣 工 | 2026年10月 |
「福島郡山LLタウン」は、プロロジスとフクダ・アンド・パートナーズが共同で開発。「プロロジスパーク郡山1」のほか、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク郡山2」を開発中で、2027年8月の竣工を予定している。
フクダ・アンド・パートナーズが開発したヤマトのBTS型物流施設「福島郡山LLタウン棟」は昨年竣工した。同社は「福島郡山未来共創センター」を物流施設に併設し、県や市と連携した高度な防災機能を持った物流集積拠点として開発を進めている。

(藤原秀行)※いずれもプロロジス提供








