調温代行で高度なニーズに対応
日本通運は10月20日、温度管理輸送サービス「定温マルチBOX」の新ラインアップとして、「定温マルチBOX Premium」の提供を10月19日に始めたと発表した。
従来、再生医療等製品や新ワクチンなどの超低温帯輸送は発泡スチロール容器とドライアイスを用いた梱包が一般的だった。しかし、過冷却による品質不良リスクや、ドライアイスの調達・保管・管理に要する負担、航空輸送時の危険物規制への対応などが課題だった。
「定温マルチBOX Premium」は、-80℃~-40℃の超低温帯に対応した高品質な輸送資材を採用し、こうした課題の解決を後押しする。
さらに、顧客に代わって日通が調温作業を実施し、調温済み容器による集荷から納品後の容器回収までをワンストップで提供。顧客の業務負荷軽減と利便性向上を支援する。

定温マルチBOX Premium
「定温マルチBOX」は2010年に販売を開始。厳格な温度管理を必要とする医薬品やバイオ関連製品などをカバーしてきた。
最近はバイオ医薬品や再生医療等製品、新ワクチンの普及を背景に、従来の定温輸送では対応が難しい超低温帯の輸送需要が拡大しており、検査機関や研究機関における検体・細胞輸送など、高度な温度管理が求められる物流ニーズも高まっていることに対応、新サービスの開発にこぎ着けた。
希望の温度帯に調温したBOXを集荷先へ持参し、集荷から納品後の容器回収までを一貫して対応する。ユーザーは定温輸送容器や蓄熱材・保冷剤の調温設備を用意する必要がなく、調温作業の負担軽減と出荷業務の効率化を実現できると見込む。
配達時に内容品のみを受け取ってもらい、BOXはそのままドライバーが引き取る。配達先で容器の保管スペースを確保しなくてもサービスを利用できるため、返送の手配や管理コストの軽減につながると見込む。
「定温マルチBOX」シリーズ

サイズ展開

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用






