日本GLPが大阪・東住吉で2.9万㎡の物流施設竣工、あらたが1棟借り決定

日本GLPが大阪・東住吉で2.9万㎡の物流施設竣工、あらたが1棟借り決定

自動ラック倉庫エリアをあらかじめ設定、高度なオペレーション実現をサポート

米資産運用大手アレス・マネジメント傘下の日本GLPは10月28日、大阪市東住吉区で開発を進めていた延床面積が2万8612㎡の物流施設「Marq(マーク)大阪4」が完成したと発表した。

再開発事業「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」の一環として建設しており、「Marq大阪3」に続いて2棟目。「Marq大阪4」は日用品卸大手のあらたが1棟借りし、専用施設として運用することが決まっている。


「Marq大阪4」施設外観(プレスリリースより引用)

「Marq大阪4」は地上4階建てで、倉庫内保管エリアは構造ブレースの無い仕様を取り入れており、全面的な自動マテハン設備の設置に対応できるようにしている。

4層吹抜けの自動ラック倉庫エリアをあらかじめ計画することで、最新技術を用いた高度な物流オペレーションを実現できるよう配慮している。

あらたは千葉県八千代市の「Marq八千代4」にも入居しており、事業拡大に伴い「Marq大阪4」を関西地区最大の配送拠点となる「関西新センター(仮)」として活用する計画。

施設内では省人化・省力化を可能とするロボットやマテハン機器を導入し、人手不足への対策としてトラックの荷待ち時間短縮に加え、荷物の積み降ろしや仕分け作業効率化の仕組みを導入することを想定している。新センターは2028年春に稼働を始める予定。

日本GLPは関西エリアで4件の開発を進めており、西日本の物流を支える重要な拠点が集積する関西圏で拠点ネットワークをさらに拡充させる。

「Marq大阪4」は 近畿自動車道の松原JCTから約6km、東大阪JCTから約16km、阪神高速4号湾岸線の南港中ICから約12km。阪神高速1号環状線の西船場JCTから約12kmで、関西の広域と大阪都心の主要ICまで20~30分圏内の立地。

大阪南港をはじめとした主要沿岸部を包括する立地に加えて、関西国際空港へもアクセスが容易なため、チルド食品から航空貨物まで幅広い荷物のニーズに対応できるとみている。

荷物用エレベーター2基を設け、施設内の効率的な物流オペレーションをサポート。床荷重を1.5t/㎡、有効天井高を5.5mと設定している。

トラックバースはオーバースライダーの高さを全て5.2mとし、ウイングトレーラーによる入出庫にも対応している。

BCP面では、浸水を考慮した高さに受変電設備を配置するなど、被害を最小限にとどめる設備計画を実施。LED照明を設置しているほか、太陽光発電設備を導入する予定。入居企業のサステナブルな取り組みをサポートする。ZEB Ready認証、BELS 6Star認証を取得済みで、CASBEE認証も取得を予定している。

施設概要
施設名:「Marq大阪4」
所在地:大阪府大阪市東住吉区矢田5丁目4-18
敷地面積:17,754.16㎡
延床面積:28,612.12㎡
構造:地上4階建て、耐震S造
着工:2025年4月
竣工:2026年10月末
認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB Ready認証、BELS 6Star認証
設計・施工:株式会社鴻池組

(藤原秀行)

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