日商保が「倉庫の敷金半額くん・返還くん」提供開始、借入に頼らない資金調達で物流拠点新設を支援
オフィスの敷金減額保証サービスを手掛ける日商保(東京都港区西新橋)は10月23日、倉庫・物流施設を借りる荷主企業・物流企業に向け、敷金・保証金を事業の資金に変える保証サービス「倉庫の敷金半額くん」「倉庫の敷金返還くん」の提供を同日始めたと発表した。
倉庫の保証金は、日商保の保証に置き換えて半額〜最大0円に抑えられると見込む。また、現在借りている倉庫の保証金は、借りたまま半額〜最大全額を返還すると説明している。

2つのサービスの例(冷凍冷蔵倉庫 1000坪・坪9000円=月額賃料900万円・保証金は賃料の6カ月分=5400万円)
「倉庫の敷金半額くん」は新しく借りる倉庫・物流施設の保証金を、日商保の保証に置き換えて半額〜最大0円にする。手元に残った資金は倉庫内の設備工事や運転資金に活用できると見込む。審査の回答は5営業日前後、書類の提出から契約の締結までは、1〜1.5カ月を目安にしている。
「倉庫の敷金返還くん」は現在借りている倉庫・物流施設の保証金を日商保の保証に置き換えて半額〜最大全額を返還する。審査書類の提出から返還までは、2カ月前後が目安と設定している。
両サービスとも借り入れではないため、負債にならず、連帯保証人は原則不要。

保証金の例(例1 常温倉庫・坪4600円/例2 冷凍冷蔵倉庫・坪9000円。どちらも賃料の3〜6カ月分で計算)
築40年以上の冷凍冷蔵倉庫は約3割を占め、冷媒に使われてきたフロンの規制への対応もあり、建て替えを迫られている。建築費の上昇で自社での新設が難しくなる中、デベロッパーが開発した倉庫を借りる「賃貸型」の利用が広がっており、新しい冷凍冷蔵倉庫を借りる企業ほど、契約時に預ける保証金も大きくなる。
日商保は、退去まで動かせない保証金を保証に置き換えることで、借入を増やさずに資金を生み出す方法を、倉庫・物流施設を借りる企業へ「新たな資金調達の選択肢」として提供している。
(藤原秀行)※いずれも日商保提供







