船内混合による燃料供給と実船の運転状況確認、異常認められず
センコーグループホールディングス(GHD)は11月5日、傘下のセンコー汽船が、温室効果ガス排出量の削減に向け、同社が運航するケミカルタンカー「扇泰丸」(せんたいまる)で太陽石油、金森石油の両社と組み、バイオ燃料B24を使用する実証試験を行ったと発表した。

ケミカルタンカー「扇泰丸」
実証実験では、太陽石油から供給を受けたA重油と高純度バイオ燃料(B100、太陽石油が富士興産から調達)を合計で10kl調製した。
10月3日に太陽石油の四国事業所(愛媛県今治市)で扇泰丸にA重油を供給し、大阪へ航海した。翌10月4日に大阪港の安治川沿いにある公共岸壁「大阪・安治川第二号岸壁」に接岸した扇泰丸にバージ船「幸旭丸」(金森石油所属・運航)を横付けしてB100を供給した。
バージ船上のドラム缶に収容した計2.4klのB100を、同船のポンプでA重油7.6klを収容した扇泰丸の燃料タンクへ移送し、タンク内で混合(B24)、循環させた後に試運転に踏み切った。
試運転は10月6日まで実施したが、エンジンなどに異常は認められず、扇泰丸は試験後も安全・安定運航を継続することができたという。
センコー汽船は実証試験を通じて、船内混合によるバイオ燃料B24の供給手順と、使用時の運転状況を確認した。
(温室効果ガス排出量の削減)に取り組んでまいります。

バージ船上の様子
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用








