NEXCO東日本とNTTドコモ、「AI渋滞予知」を関越道で実施へ

NEXCO東日本とNTTドコモ、「AI渋滞予知」を関越道で実施へ

携帯通信網利用したリアルタイム人口統計など活用、20年3月末まで展開

東日本高速道路(NEXCO東日本)とNTTドコモは12月18日、AI(人工知能)を活用した新たな渋滞予測技術「AI渋滞予知」を関越道に適用すると発表した。

今月20日の午後2時からNEXCO東日本のウェブサイトで、頻繁に渋滞が発生している沼田IC~練馬IC上り線を対象とし、30分ごとの予測所要時間と交通需要を配信する。

同技術はドコモが携帯電話通信網を活用して実施しているリアルタイム人口統計と、NEXCO東日本が蓄積している過去の交通量や渋滞などのデータを組み合わせ、渋滞予測を実施する。

東京湾アクアラインで実証実験を続けてきて、既存の渋滞予測より精度が大幅にアップしたことを確認できたため、別の路線に拡大。2020年3月末まで実施し、効果や課題を踏まえ、20年度に他の路線も含めて本格的に導入していきたい考えだ。


AI渋滞予知のイメージ(NEXCO東日本ウェブサイトより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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