BCP配慮に大型非常用発電機など整備、アスプルンドが空間設計したカフェも
NTTロジスコは3月31日、千葉県市川市の「千葉物流センターE棟」が完成したと発表した。
地上6階建て(倉庫は4階層)、延べ床面積5万7117平方メートル。エンターテインメントやIT機器などの業界からの入居が確定、満床で稼働することとなった。
京葉道路の原木ICから約1・5キロメートル、首都高の千鳥町ICから約4・7キロメートルに位置。2018年春に開通した外郭道の高谷JCTからは約5分でアクセス可能。首都圏広域に接続できる地の利が強みだ。
BCP(事業継続計画)対策として停電時でも貨物エレベーターや自動化設備などを動かせるよう400キロボルトアンペアの大型非常用発電機を設置。さらにコンビニエンスストアを誘致したほか、大手インテリアメーカーのアスプルンドが空間設計を手掛けたカフェ風の休憩室(約180坪) に無料の無線LAN環境を整備。従業員が働きやすい職場環境の整備に努めている。
完成した「千葉物流センターE棟」の外観(NTTロジスコホームページより引用)
(藤原秀行)