総賃貸可能面積3・8倍に拡大、22年7月完成予定
Jリートの日本ロジスティクスファンド投資法人の資産運用を担う三井物産ロジスティクス・パートナーズは9月14日、ポートフォリオに組み入れている千葉県浦安市の物流施設「浦安物流センター」を再開発すると発表した。
同センターは倉庫2棟で構成し、1986年10月と94年3月にそれぞれ完成。現状はいずれも平屋建て、総賃貸可能面積は9543平方メートル。9月に解体工事を始め、2022年7月に新たな建物1棟が完成する見通し。新センターは地上4階建て、総賃貸可能面積が4倍弱の3万6394平方メートルに拡大する計画だ。
日本ロジは保有物件を自ら再開発して価値を向上させる「OBR」を積極的に進めており、これまでに4物件で実施してきた。東京都心から近く物流適地として注目度が高い浦安市で高機能のセンターに建て替えることで、物件の収益力向上を図る。
完成後のセンター外観イメージ(いずれも三井物産ロジスティクス・パートナーズプレスリリースより引用)
(藤原秀行)