コロナ感染拡大後では初、4物件の取得費用に
ラサール不動産投資顧問は9月16日、同社が物件供給のスポンサーを務めているJリートのラサールロジポート投資法人が、グローバルの投資家を対象とした公募増資で485億円を調達したと発表した。
9月に同投資法人がラサールなどから取得した物流施設4件の取得費用の一部を賄う。ラサールロジポート投資法人のポートフォリオに組み入れた物流施設は総延べ床面積190万平方メートル、資産規模で3178億円に拡大している。
ラサールによれば、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年初頭以降、Jリートの投資法人がグローバル規模で公募増資を行うのは初めて。厳しい経済環境下でも物流施設への国内外の注目度が高いことをあらためて裏付けたと言えそうだ。
ラサールロジポート投資法人が9月4日付で取得した川崎市の「ロジポート川崎ベイ」(同法人資料より引用)
(藤原秀行)