三井物産グループが大阪・茨木の彩都エリアで9万㎡のマルチ型物流施設開発へ、フクダ・アンド・パートナーズが工事監修担当

三井物産グループが大阪・茨木の彩都エリアで9万㎡のマルチ型物流施設開発へ、フクダ・アンド・パートナーズが工事監修担当

25年1月竣工見込む

フクダ・アンド・パートナーズ(F&P)は6月21日、大阪府茨木市の「(仮称)彩都3街区物流センター新築計画」のプロジェクトマネジメント(PM)業務を担当する三井物産都市開発を通して工事監修業務などのサービスを提供すると発表した。

同計画は5月16日に起工式を開催、6月15日に着工した。建築主は三井物産と長谷工コーポレーションが名を連ねている。シングルランプ6階建てのマルチテナント型で、延床面積は8万9966㎡を想定、2025年1月の竣工を見込む。

当該地は新規の開発が続く茨木市の彩都東部地区に位置。付近には新名神高速道路・名神高速道路・中国自動車道といった広域幹線道路が複数ルート走り、大阪・神戸・京都の都市部への配送に加え、広域物流にも適しているとみている。

北摂の丘陵地のため標高も高く、海岸線までの距離が約21kmと、津波被害を受けにくいエリアなのも優位性がある。

F&Pはボリュームプランの作成段階から携わり、設計監修を担ってきた。今後は工事監修業務を担当し、本プロジェクトをトータルで支援する予定。


竣工イメージ(F&Pプレスリリースより引用)

建築概要

  

建築主 三井物産株式会社・株式会社長谷工コーポレーション
計画敷地 大阪府茨木市彩都はなだ2-3
敷地面積 38,543㎡(11,659坪)
建築面積 16,841㎡(5,094坪)
延床面積 89,966㎡(27,214坪)
用途 倉庫業を営む倉庫
構造規模 FSRPC造(柱RC・梁S造)6階建て
工期 2023年6月~2025年1月(予定)

(藤原秀行)

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