物流センター勤務の従業員ら使用、通勤時間削減や異なる部署の交流促進が狙い
ニチレイロジグループ本社は9月23日、川崎市内で同社初のサテライトオフィス「サードプレイスオフィスSateCo(さてこ)川崎」を同14日に開設したと発表した。
新オフィスは川崎駅近隣に位置。「SateCo」の名称は従業員から募集したもので、「サテライトオフィス(Satellite office)」に「Co-working」(共働)、「Comfort」(快適さ)、「Communication」(コミュニケーション)と3つの「Co」の意味を込めている。専有面積は約103平方メートル。
川崎市の東扇島エリアの物流センターに勤める従業員を中心に、東京港湾地区の物流センターや本社部署の従業員が使用する。通勤時間削減やワークスタイルの自由度向上を図るとともに、異なる複数の部署の人間による交流を促進し、新たな発想を生まれる効果にも期待している。
同社は「物流のデジタル化を推進し、倉庫内作業でのタブレット端末導入や業務のペーパーレス化などの取り組みを進めてきたことで、一部の業務では、場所にとらわれない柔軟な対応が可能となった。今後も業務革新を進めていくことで、将来的には、物流センターでは実施が難しい在宅勤務も可能になると考えている」とコメントしている。
「サードプレイスオフィスSateCo川崎」のイメージ(ニチレイロジグループ本社プレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)