22年5月竣工見込む、広域配送拠点として活用可能
センターポイント・ディベロップメント(CPD)は2月19日、名古屋市港区で新たなマルチテナント型物流施設「CPD名古屋みなと(仮称)」の開発用地を取得したと発表した。
新施設は地上4階建て、延べ床面積約2万3000平方メートルで、今年4月の着工、2022年5月の竣工をそれぞれ計画している。賃貸区画は最小で約2200坪(約7300平方メートル)から対応可能とする。
名古屋中心部から10キロメートル圏内に位置し、基幹道路の国道23号名四バイパスの寛政ICまで約1キロメートル、東名・新東名高速道路に直結する伊勢湾岸自動車道の名港中央ICまで約6キロメートル、20年度中の全線開通を予定している名古屋第二環状自動車道の名四西ICまでも約6キロメートルとなる。
中部圏に加えて、東日本や西日本を幅広くカバーできる配送拠点として稼働できると見込む。
非常用発電機を導入し、受変電設備も浸水に備えて2階のバルコニーに設けるなどBCP(事業継続計画)のニーズにも目配りする。
新たな物流施設の完成イメージ(以下、いずれもCPDプレスリリースより引用)
広域図
詳細図
(藤原秀行)