東京や神奈川など、累計投資額は6100億円に
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三井不動産は3月4日、東京都内で今後の物流施設事業の方針に関する説明会を開催した。
今後、国内で新たに7物件を開発する方針を明らかにした。同社は「2012年から年間平均約5物件のペースで新規開発を行ってきたが、2021年以降は新規物件の開発を加速させ、さらなる事業拡大を進める」と強調した。
同社がロジスティクス事業として開発・運営する施設は竣工稼働施設が国内31、延べ床面積が約250万平方メートル、開発中施設が国内14、海外2。トータルで47物件、約390万平方メートルに上る。12年4月に同事業を開始して以降の累計投資額は約6100億円になる。
7物件は以下の通り。
①「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)東名綾瀬」(神奈川県綾瀬市)
竣工予定2022年6月
②「(仮称)粕屋町物流施設計画」(福岡県粕屋郡)
22年9月
③「MFLP弥富木曽岬」(三重県桑名郡)
23年2月
④「MFLP新木場Ⅰ」(東京都江東区)
23年2月
⑤「MFLP新木場Ⅱ」(同)
23年度春
⑥「MFLP平塚Ⅲ」(神奈川県平塚市)
23年度春
⑦「MFLP海老名南」(神奈川県海老名市)
24年度冬
同社は併せて、機械化やデジタル化の加速、幅広い用途に使える「ミクスト産業施設」の拡大、物流系スタートアップ企業との連携強化、データセンターや冷凍・冷蔵倉庫の展開なども進める方針。
一部施設の完成イメージ(三井不動産プレスリリースより引用)
(藤原秀行)
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