【動画】イー・ロジット、埼玉・草加で2・4万平方メートルの新フルフィルメントセンター開設

【動画】イー・ロジット、埼玉・草加で2・4万平方メートルの新フルフィルメントセンター開設

全国7カ所目、ECの取扱量増加に対応

イー・ロジットは6月1日、埼玉県草加市で新たな物流拠点「埼玉草加フルフィルメントセンター(FC)」を開設したと発表した。

延べ床面積は7400坪(約2万4400平方メートル)。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり消費拡大の影響もあってECの取扱量が伸びているのに対応する。

埼玉草加FCは2014年10月に開設した埼玉FC(埼玉県八潮市、8900坪=約2万9400平方メートル)から約900メートル(徒歩約11分)に位置しており、作業スタッフを相互に融通するなど、商品の波動対応を強化する狙いがある。

東京外環自動車道の草加IC、三郷ICからともに約4キロメートル(約15分)、首都高速道路の八潮南ICからも約4キロメートル、東武スカイツリーラインの草加駅から徒歩約20分。イー・ロジットは詳細を開示していないが、大和ハウス工業が開発した物流施設「DPL草加」に入居している。

埼玉草加FCの開設で同社が運営するFCは東京都2、千葉県1、埼玉県3、大阪府1の計7カ所、総延べ床面積は4万5300坪(約14万9500平方メートル)に達した。

同社はEC事業者の物流を包括的にサポートするフルフィルメントサービスの拠点として、5000坪(約1万6500平方メートル)前後の大型FCをドミナント展開。関東エリアは近隣のFC間の距離を20キロメートル以内に設定し、機動的に人員や商品を移動できる体制を構築、EC事業者の繁忙の波に対応している。

併せて、関東・関西の両エリアでFCを稼働させることで、配送コストの削減やリードタイムの短縮を実現している。2022年3月期には大阪第2FCを新規開設する予定。関西エリアでもドミナント展開に注力する方針だ。


埼玉草加FCの外観(イー・ロジットYouTube動画よりキャプチャー、掲載)

(藤原秀行)

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