ヤフーのカーナビアプリ、五輪・パラリンピック時の関係者輸送ルート回避経路提案へ

ヤフーのカーナビアプリ、五輪・パラリンピック時の関係者輸送ルート回避経路提案へ

7月19日に新機能開始、進入禁止エリアなど表示も

ヤフーは7月6日、カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(Android版、iOS版)で、東京オリンピック・パラリンピック開催時の関係者輸送ルートを回避した経路を提案したり、「進入禁止エリア」「通行規制エリア」などを地図上に分かりやすく表示したりする機能の提供を7月19日に開始すると発表した。

ユーザーは画面に表示される「回避ルートを利用」をタップするだけで、東京圏の高速道路で自動的に「関係者輸送ルート」を回避する経路を移動できたり、同じく東京圏で「進入禁止エリア」「通行規制エリア」「迂回エリア」を地図上で確認して避けたりできたりするようになる。予定よりも移動に時間が要するといったストレスを感じず、目的地へ円滑に移動できるようサポートする。

「Yahoo!カーナビ」はオリンピック・パラリンピックの終了後も、外部企業・団体の情報を使い、特定のエリアやルートを回避するナビゲーション技術を、今後発生しうる災害時など社会課題の解決に向けて活用していく予定。

「Yahoo!カーナビ」はこれまでもリアルタイムな交通規制情報を基に、渋滞の少ないルートを提案したり、地図上で渋滞状況を確認できたりする機能を提供。また、大型商業施設や行楽施設周辺で人の混雑状況を確認できる「混雑予報」機能も利用できるようにしている。


関係者輸送ルート回避の経路のイメージ


進入禁止エリアなど表示のイメージ(いずれもヤフープレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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