運送効率化も支援、事業規模拡大図る
米ウーバーテクノロジーズ傘下で物流事業を手掛けるウーバーフレイトは7月22日、トラックの輸送管理システム開発の米トランスプレイスを22億5000万ドル(約2400億円)で買収すると発表した。ウーバーテクノロジーズの株式と現金を充て、米投資ファンドからトランスプレイス株式を取得する。
ウーバーフレイトは2017年から荷物とトラックのマッチングサービスを展開しており、荷主企業数千社が利用している。トランスプレイスのシステムを活用し、サービスユーザーの運送効率化も支援。事業規模の拡大を図る。具体的な買収時期などは開示していない。
ウーバーフレイトは、今回の買収で収益が改善し、2022年末までに調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)が損益分岐点に達するとみている。
(藤原秀行)※イメージ写真はウーバーフレイト提供