最大5000トン船まで接岸可能、大量輸送に対応
鴻池運輸は8月30日、大阪市此花区の舞洲に新たな物流拠点「舞洲鋼材流通センター」が完成、同3日に稼働を開始したと発表した。
鋼材・重量物専用の倉庫で、大阪港近隣の同社倉庫の一部で満床が続いている上、アジア諸国向けの輸出や鋼材輸入に関する業務がさらに増えると見込まれるため、倉庫の新設を決めた。
鉄骨造の平屋建てで、上屋面積は3942平方メートル、岸壁面積は3600平方メートル。天井クレーン3基、クローラクレーン1基、フォークリフト6台を備え、最大5000トン船まで接岸可能。船舶を使った大量輸送にも対応できる。
阪神高速道路の湾岸舞洲出口から車で5分。
センターの外観
30トンの天井クレーン(いずれも鴻池運輸提供、画像は東洋建設撮影)
(藤原秀行)