丸和運輸機関とANA Cargoが生鮮品の産地直送などで包括的業務提携

丸和運輸機関とANA Cargoが生鮮品の産地直送などで包括的業務提携

「陸・空連携」、BCP対応や越境ECの国内宅配も協力へ

丸和運輸機関とANA Cargoは8月31日、業務提携契約を同日付で締結したと発表した。

丸和が全国展開している陸送ネットワークと、ANA Cargoが運営している国内最大級の空輸網を連携させ、生鮮品を収穫から短時間で消費地へ運ぶ産地直送サービスを提供。丸和が得意としている食品スーパーなど小売業特化型の3PL事業強化とANA Cargoの空輸サービスの付加価値向上を図る。

提携はこのほか、BCP(事業継続計画)対応、航空資材の共同開発、越境ECの国内における宅配体制確立などの面でも協力していく考え。


提携のイメージ(両社プレスリリースより引用)


両社が連携し、8月に実施した産地直送。北海道芽室町で収穫したトウモロコシ「ゴールドラッシュ」を当日中に首都圏へ空輸、千葉県市川市のベルク店舗で販売した

(藤原秀行)

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