PALTAC・前田専務執行役員も登壇、持続可能な物流を構築するDXの方法を指南
医療や金融、物流などの分野でデータプラットフォームを手掛けるインターシステムズ(本社:米マサチューセッツ州)の日本法人インターシステムズジャパンは10月7日、「InterSystems Supply Chain Innovation Forum 2021」と題したオンラインフォーラムを開催する。
「SCM4.0とサプライチェーン全体最適-物流クライシスからの脱却」をテーマに掲げ、ロジスティクスやSCMの課題解決に有用な情報を提供する。
冒頭、インターシステムズジャパンの佐藤比呂志ロジスティクス営業部長が登壇。調達・生産・出荷の各プロセスの最適化を図るのと同時に、得られる情報を活用してサプライチェーンの価値を最大化する「SCM4.0」を実現する手法を指南する。また、日本企業が現状の物流システムを生かしつつ、競争優位性を保持するための道筋を提示する。
続いてゲストスピーカーとして、日用品卸最大手PALTACの前田政士専務執行役員情報システム本部長が参加。倉庫管理システムや受発注機能を含む自社開発の基幹システムを磨き上げ、近年ではAIやロボットなどのテクノロジーと物流ノウハウを統合した次世代型物流システムを開発するなど、常に業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)をリードしてきた同社の「物流クライシスへの挑戦」を語る。
不測の社会変化や人手不足の進行で厳しい環境にさらされる中、「持続可能な物流」を目指して同社が進めてきたデジタル化の取り組みをふんだんに披露する。
最後に、地図情報システムや車両の運行管理サービスなどを手掛けるスタートアップ企業ビズベースの安井穂代表取締役が登壇。サブスクリプション型配送計画作成サービスを活用したラストワンマイルの課題解決を提言する。
《開催概要》
日時:10月7日(木) 13:30 ~ 15:15
会場:ライブ配信
テーマ:SCM4.0とサプライチェーン全体最適 ― 物流クライシスからの脱却
参加費:無料(事前登録制)
対象:ロジスティクスビジネスに携わる企業の事業部責任者、開発責任者、情報システム部門の責任者
ロジスティクスシステム開発企業の事業責任者および企画・開発責任者
主催:インターシステムズジャパン株式会社
《プログラム》
13:30~14:00
「サプライチェーン4.0実現への近道」
インターシステムズジャパン株式会社
ロジスティクス営業部 部長 佐藤 比呂志氏
14:05~14:35
「PALTACにおける物流クライシスへの挑戦」
株式会社PALTAC
専務執行役員 情報システム本部長 前田 政士氏
14:40~15:10
「ロジスティクスと車両管理 ~IoT&車両の動態管理で業務効率化を実現~」
株式会社ビズベース
代表取締役 安井 穂氏
(ロジビズ・オンライン編集部)