プラスチック資源循環促進法施行控え、デリバリーパックに活用へ
テレビショッピングを中⼼とした通信販売事業を手掛けるQVCジャパンは11月15日、物流拠点の「QVC佐倉フルフィルメントセンター」(千葉県佐倉市)から年間10トン排出されるストレッチフィルムごみの全てをデリバリーパックとして再資源化する循環リサイクルを、10月27日に開始したと発表した。
2022年4月施行予定のプラスチック資源循環促進法により、プラスチック製品の排出の抑制・再資源化の努力義務が企業に求められるようになる。
これまでQVC佐倉フルフィルメントセンターから排出されるプラスチックごみは、全て産業廃棄物として回収、焼却されていた。しかし、この循環リサイクルを導入することにより、全量をデリバリーパック製造のための原材料として還流できると見込む。
ストレッチフィルム(段ボールに巻き付く透明のフィルム)
デリバリーパック(画像下部の透明の資材)
ストレッチフィルムを廃棄していたこれまでのモデル
完全再資源化を実現する循環リサイクルモデル
QVC佐倉フルフィルメントセンター
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)