メルカリ、みずほとフリマ利用拡大で連携

メルカリ、みずほとフリマ利用拡大で連携

ATMコーナーに商品を発送可能なボックス設置、将来は金融サービス紹介も視野

メルカリは11月17日、みずほ銀行とフリーマーケットアプリの利用拡大へ連携すると発表した。

第1弾として、みずほのATMコーナーに11月19日から、フリマで売れた商品を簡単に発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」を置く実証実験を始める。

今後はみずほの店舗でメルカリの効果的な使い方を指南する「メルカリ教室」を開催したり、みずほを利用している高齢者にメルカリの利用を呼び掛けたりすることも検討する。

フリマ利用層を広げたいメルカリと、フリマを利用する若い層に金融サービスを提供したいみずほの思惑が一致した。両社は今後、金融サービス仲介業務など金融領域での連携も視野に入れている。フリマを使う頻度が高い若年層にみずほの金融サービスを提供していくことなどを想定している。

メルカリはこれまでにも、NTTドコモの店舗にメルカリポストを置くなど、利用層の開拓に努めている。


みずほ店舗へのメルカリポスト設置のイメージ(メルカリプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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