アルペンが千葉・印西の物流拠点にギークプラスのAI物流ロボット追加導入、トータルで216台稼働

アルペンが千葉・印西の物流拠点にギークプラスのAI物流ロボット追加導入、トータルで216台稼働

保管能力2倍、出庫能力は3倍を見込む

ギークプラスは12月1日、スポーツ用品大手アルペンが2018年から千葉県印西市の物流施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」内に構えている物流拠点「東日本フルフィルメントセンター」で、アッカ・インターナショナルと連携し、ギークプラスのAIを搭載した自動棚搬送ロボット「EVE P800R」を追加で導入したと発表した。

1フロアの7000坪をロボット専用エリアとして確保。ギークプラス製の自動搬送ロボットとしては国内最多となる216台が稼働している。専用棚は3207台、ステーション数は19台に上る。

併せて、ロボットに適合する商品を選定し、非ロボットセンターと切り分けた2拠点体制へ移行。ロボットセンターは飛躍的に作業効率が向上し、成長率が150%以上のECビジネスに対応できる体制を構築した。ギークプラスは保管能力が2倍、出庫能力が3倍になると見込んでいる。

ギークプラスはコンサルティングによる短期的な顧客の現場業務改善に加え、現場主導での継続的な改善が可能となるよう、ロボットの生産性を可視化するアプリケーションも開発している。


ロボット稼働のイメージ(ギークプラス提供)

(藤原秀行)

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