1.7万㎡、23年2月末稼働開始見込む
大和ハウス工業は3月3日、富山県高岡市でマルチテナント型物流施設「DPL富山高岡」の工事を開始すると発表した。
同社としては、2021年5月に同県射水市で完成した「DPL富山射水」(延べ床面積2万4284平方メートル)に続いて北陸エリア2棟目のマルチテナント型物流施設となる。
平屋建てで延べ床面積は1万6756平方メートルを計画。2023年2月28日の竣工、稼働開始を見込む。最大3社が入居できる設計とする。
北陸自動車道の高岡砺波スマートICから約1.2キロメートルに位置。富山県内に加えて北陸地方全域や東海地方へ短時間でアクセスできる見通し。産業団地「ICパーク高岡」内で建設するため、同団地内の工場で生産する商品の保管場所としても需要を期待している。
富山県は過去30年間の震災回数が全国最小で、過去10年間の台風などによる水害被害額が最も低い都道府県の1つのため、北陸エリアにおける重要な商材や災害用備蓄品などを配送する物流拠点として適しているとみている。
完成イメージ(大和ハウス工業提供)
■建物概要
名称:「DPL 富山高岡」
所在地:富山県高岡市ICパーク1番
交通:北陸自動車道「高岡砺波インターチェンジ」から約1.2km
敷地面積:29,844.04㎡(9,027.82坪)
延べ床面積:16,756.33㎡(5,068.78坪)
賃貸面積:16,576.69㎡(5,014.44坪)
構造・規模:鉄骨造 平屋建て
設計・施工:塩谷建設株式会社
着工日:2022年3月14日
竣工予定日:2023年2月28日
稼働予定日:2023年2月28日
(藤原秀行)