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米国向け海上コンテナ、3月は中国がコロナで2.4%減とブレーキで22カ月ぶり前年割れ

米国向け海上コンテナ、3月は中国がコロナで2.4%減とブレーキで22カ月ぶり前年割れ

アジア10カ国・地域ベースはプラス維持、ベトナムとインドが牽引

米調査機関デカルト・データマインが4月11日公表した海上コンテナ輸送量実績調査結果によると、3月のアジア主要10カ国・地域発米国向け(往航)輸送量は前年同期比0.4%増の180万1766TEU(20フィートコンテナ換算)だった。21カ月続けて前年実績を上回った。

貿易量の約6割を占めて断トツでトップの中国が新型コロナウイルスの感染拡大で港湾作業も影響を受け、2.4%減の103万1929TEUにとどまり、22カ月ぶりに前年水準を割り込んだ。しかし、ベトナムやインド発の荷物が好調で全体を牽引、かろうじてプラスを維持し、3月単月の最高を記録した。

ロシアによるウクライナ侵攻で世界的にインフレ傾向が強まるなど、経済が世界的に混乱しており、今後の貨物取り扱いの動向も先行きが不透明となっている。

中国以外の3月の実績は、取扱量2位の韓国は4.0%増の19万7699TEU、3位のベトナムは10.7%増の15万3462TEU、4位の台湾は3.1%増の9万8047TEUだった。インドは29.9%増の7万3303TEUで6位。プラスとなったのはトータルで5カ国・地域だった。

日本は13.1%減の3万8083TEUだった。

3月の主要品目別実績は、トップの家具類が6.3%増、2位の機械類が1.9%増、3位のプラスチックが18.3%増など、上位10位は電子電機や繊維製品を除いてプラス基調をキープした。

一方、米国発アジア主要10カ国・地域向け(復航)の2月分は2.9%減の45万5759TEUで、9カ月連続のマイナスを記録。中国向けは0.4%増の13万191TEUと小幅で伸び、日本向けも15.1%増の6万1330TEUだったが、6カ国・地域が前年同月の水準を下回った。

(藤原秀行)

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