ラサール、アジア太平洋地域の 物流施設など41 物件で「WELL Health-Safety Rating」取得

ラサール、アジア太平洋地域の 物流施設など41 物件で「WELL Health-Safety Rating」取得

感染症流行時などに来訪者や従業員の健康・安全維持へ配慮と認定

米ラサール インベストメント マネージメントは4月26日、アジア太平洋地域で所有している41の物流施設と商業用不動産が、米国の国際ウェルビルディング協会(IWBI)による認証「WELL Health-Safety Rating(WELL健康安全性評価)」を取得したと発表した。

内訳はオーストラリアが8物件、中国と日本がそれぞれ16物件、シンガポールが1物件。

同認証はエビデンスに基づいて第三者機関が評価。新築、既存を問わず、あらゆる建物と空間を対象とし、新型コロナウイルスを念頭に置いて、感染症の流行時など緊急事態の際、来訪者や従業員などの健康と安全を守ることができるよう配慮した施設であることを評価している。

同認証取得に当たり、ラサールは所有する物流施設などの不動産で空気と水質の管理、従業員の健康に配慮したサービス、緊急事態対応プログラムを採用。清掃・衛生管理の強化、ステークホルダーエンゲージメント(関係者の意見を事業に反映させる手法)やコミュニケーションを向上させる取り組みを展開。こうした点が評価された。

(藤原秀行)

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