発生から5日目
茨城県阿見町のSBSフレック物流拠点「阿見第二物流センター」の火災は発生から5日目の7月5日、地元消防による懸命の消火活動の結果、火の勢いはかなり弱まり、延焼拡大の危険がない「鎮圧」の状態に至った。
消火が完了した「鎮火」は近いとみられ、火災原因の本格調査が始まる見通し。
物流拠点は消火活動のため、外壁の一部が重機で取り壊されており、鉄骨がむきだしになるなど、一見して非常に厳しい状況となっている。内部の鉄骨などの構造が長時間の延焼で熱の影響を受けていることが確実で、過去の倉庫火災の事例から見ても建て替えを強いられる公算が大きい。
(藤原秀行)