工程間搬送などへのAGV導入迅速化可能に
安川電機グループのYE DIGITAL（YEデジタル、旧安川情報システム）とMujinは7月8日、YEデジタルの倉庫自動化システム（WES）「MMLogiStation」（WES）とMujinのAGV（無人搬送ロボット車）をプラグインで連携させる取り組みを8月に始めると発表した。
WESを駆使して保管・ピッキング・仕分け作業といった倉庫業務を統括制御し、MujinのAGVを円滑かつスピーディーに工程間搬送など庫内作業の自動化を実現できるようになると見込む。
Mujin AGVとパレタイズロボット（Mujin提供）
YEデジタルは保管設備および仕分け設備についても、2022年中のリリースに向けた準備を進めており、倉庫内の自動化を強力に促進していく構え。併せて、協業パートナーを広く募り、メーカーを問わず「MMLogiStation」と円滑に連携可能な自動化設備も含め、倉庫全体の自動化を推進する。
システム構成のイメージ（YEデジタル提供）
（藤原秀行）
