輸送網拡充図る
米アマゾン・ドット・コムは10月21日、自社運営の航空貨物便「Amazon Air(アマゾンエアー)」を拡充するため、新たに貨物機10機をリースで導入すると発表した。
2023年秋以降、欧州のエアバス製A330-300P2F貨物機を順次現場に投入。実際の運航・保守は米ハワイアン航空に委託する。
アマゾンは2016年、Amazon Airの運営を開始。現在は世界で約110機を運用している。ECの取扱量増加を受け、航空輸送網の拡充を図る。
ハワイアン航空は併せて、アマゾンに対し、ハワイアン航空株式の持ち株会社ハワイアンホールディングスの普通株式を最大15%取得できる新株予約権を付与した。
(藤原秀行)