キリングループロジ、20~30代社員が「2050年の在りたい姿」を経営陣に提言へ

キリングループロジ、20~30代社員が「2050年の在りたい姿」を経営陣に提言へ

ワークショップを12月まで開催、若手人材育成図る

キリングループロジスティクス(KGL)は11月15日、2050年までの超長期における人口動態変化、自動化・ロボティクスの大幅な浸透や物流リソースの共有化をトリガーに外部環境の更なる大変化を見据え、2050年の在りたい姿を思い描く「キリングループロジスティクスの未来を思い描くワークショップ」を12月まで開催すると発表した。

若手・中堅社員が参加しており、ワークショップの場を通じて未来のKGLを支え得る人材を育てたい考えだ。

既に9月から展開しており、ワークショップを通じてKGL社員が超長期のメガトレンド・物流環境・キードライバーを捉えて、2050年にKGLの提供する物流サービスがキリングループの強みであるだけでなく、業界の物流を大手ではなく特別な存在感を持ってリードする存在であり続けるためにどうなっていたいかを思い描く予定。

KGLは未来の環境変化に合わせた同社の変革、長期的視野での対話の活性化につなげていきたい考え。

ワークショップは9月にキックオフし、10月に2回目を開催。11月に3回目を行い、12月には2050年の在りたい姿からバックキャストした2030年の在りたい姿、直近の取り組むべき重点課題を経営陣に提言発表する。

ワークショップの参加メンバーは全国の事業所から自らエントリーした20~30代の社員25人。5つのチームに分かれ、未来の自分たちが主役として働いているシーンをイメージし、議論と検討を重ねている。KGLは今回のワークショップを将来の会社を支える若手従業員の育成の一環と位置付けている。

《開催概要》
■日時:
1回目:9月15日(木)
2回目:10月14日(金)
3回目:11月4日(金)
4回目:12月23日(金)
■場所:中野本社
■内容:
1)2050年の未来環境と業界・KGLの影響の整理
2)自身がワクワクする 2050年・2030年の在りたい姿を思い描くこと
3)在りたい姿の実現に向けた課題・新たな取り組みの検討


ワークショップの様子(KGL提供)

(藤原秀行)

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