日鉄興和不動産が千葉・浦安で5.2万㎡の物流施設竣工、NX・NPロジが1棟借り

首都圏開発第4弾

日鉄興和不動産は2月8日、千葉県浦安市で新たな物流施設「LOGIFRONT浦安」が1月31日に竣工したと発表した。

埼玉県の「LOGIFRONT越谷Ⅰ・Ⅱ・狭山」に次いで首都圏で自社開発としては4件目となる。

地上4階建て、スロープ型で延床面積は5万2436㎡。NX・NPロジスティクスが1棟借りすることが確定している。

東京都心部から15km圏内、首都高速道路湾岸線の舞浜ICから約2.4kmに位置し、幹線道路（首都高速湾岸線・国道357号線）による首都圏全域へのアクセスが良好なエリア。広域集配送の拠点として活用できると見込む。

大型物流施設や生産・加工施設が集積する千葉県内有数の産業エリアで24時間操業が可能。浦安エリアの人口集積による雇用の確保にも優位性を持つ。

1、2階がともに31台のトラックバースを備え持つ。環境負荷軽減の取り組みと電気料金の軽減を目的に、太陽光発電事業者や小売り電気事業者と連携。自家消費に加えて、自社賃貸物件への余剰電力を託送する太陽光発電システムを導入する予定。

休憩室の設置や庫内空調、マテハン設備などを導入、働きやすい環境を整備する。

計画概要

【地図】

（藤原秀行）※いずれも日鉄興和不動産提供