24年度に新東名道で自動運転専用レーン設定、埼玉・秩父に150km以上のドローン航路も★初報

24年度に新東名道で自動運転専用レーン設定、埼玉・秩父に150km以上のドローン航路も★初報

「デジタル田園都市国家構想実現会議」で経産省が検討表明

政府は3月31日、首相官邸で「デジタル田園都市国家構想実現会議」を開いた。経済産業省は席上、今後約10年間を対象に自動運転やAIの普及を加速させ、経済製著につなげる構想「デジタルライフライン全国総合整備計画」の検討方針を明らかにした。

この中で、2024年度に新東名高速道路の一部区間などで100km以上の自動運転車用レーンを設定し、自動運転トラックの運行の実現を目指す方針を表明。また、25年度までに全国50カ所、27年度までに全国100カ所で自動運転車による移動サービス提供が実施できるようにすることも目標とする意向を明らかにした。

併せて、送配電網などの既存インフラを活用し、将来は地球1周分(約4万km)を超えるドローン航路を設定していくことを目指す方針も明示。24年度ごろまでに埼玉県の秩父エリアの送電網などで150km以上の航路を設定して利用開始、ドローンを設備点検や配送などに使っていくことを後押しすることも打ち出した。

(藤原秀行)

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