今年4月から、初任給も上積み
食品包装資材大手のエフピコは3月31日、グループの製造会社14社・物流会社4社に関し、生産工場や物流センターの現場社員の給与水準を4月1日付で平均10.7％と大幅に引き上げると発表した。
併せて、製造会社における休日日数の増加や、製造・物流会社で連続3日間の有給休暇（メモリアル休暇）取得の徹底、自動化設備の導入による省人・省力化や空調機器の設置など、働きやすい職場環境整備のための投資を進め、社員の待遇改善を図る。初任給も上積みする。
昨今の物価上昇が続く中、社員の生活を守り、働きがいのある職場環境を提供することで、社員のエンゲージメントを高め、製品・サービスの品質向上でグループの成長を持続させていきたい考え。
＜エフピコグループ 製造会社＞
（対象人数）正社員：1,720人
（年収増加率）1人平均 11.41％増加
＜エフピコグループ 物流会社＞
（対象人数）正社員：552人
（年収増加率）1人平均 8.78％増加
※定期昇給、ベースアップ、地域手当、賞与（見込み）を含む
初任給の引き上げについて
＜エフピコグループ 製造会社＞
（大学卒）23,000円引き上げ、208,300円（12.4％増加）
（高校卒）23,000円引き上げ、188,300円（13.9％増加）
※金額は地域手当（関東、中部、関西地区）を含む
＜エフピコグループ 物流会社＞
（大学卒）17,000円引き上げ、235,500円（7.7％増加）
（高校卒）18,000円引き上げ、194,300円（10.2％増加）
※金額は地域手当（関東地区）を含む
（藤原秀行）※写真はエフピコ資料より引用
