国交省が企業募集し初の実証試験、ドローンの3時間連続飛行に成功

国交省が企業募集し初の実証試験、ドローンの3時間連続飛行に成功

災害や建設の現場で効果的な実装目指す

国土交通省は5月25日、「インフラ管理、災害対応等に活用できる長時間飛行ドローンの実装化に参画する企業」の募集を行い、5月20~21日に国交省としては初めてとなる長時間連続飛行の実証試験を、東京都の荒川第二調整池予定地で実施したと発表した。

無人地帯上空をドローンが補助者を置かず目視外飛行する「レベル3」程度までの飛行、3時間を超える長時間連続飛行、1時間を超えるレーザー点群測量飛行にそれぞれ成功した。


本実証試験機体(国交省提供)

国交省は今年9月29日まで、引き続き参加企業を募集している。成果を踏まえ、災害現場や建設現場へのドローン投入に弾みを付けたい考えだ。

(藤原秀行)

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